コラム|貴金属の話
貴金属の刻印
(K18・Pt900など)の見方
指輪やネックレスの内側に入っている小さな刻印は、その品物が何でできているかを表す目印です。見方を知っておくと、持ち込む前に大まかな見当がつけられます。見つからなくても査定はできますので、その理由もあわせて説明します。
「K」の数字は金の割合を表す
K18・K14のような表記は、24分の何が純金かを示しています。数字が大きいほど純金の割合が高くなります。
- K24:純金(24分の24)
- K18:18/24=75%が金。刻印は「K18」または「750」
- K14:14/24=約58.5%が金。刻印は「K14」または「585」
- K10:10/24=約41.7%が金。刻印は「K10」または「417」(「416」のこともあります)
指輪の内側やネックレスの留め具に、アルファベットと数字の組み合わせで刻まれていることが多いです。
プラチナ・シルバーの刻印
- Pt950 / Pt900 / Pt850:プラチナの純度(数字は1000分率)
- SV925:いわゆるシルバー925。銀92.5%の合金
「PT」「Pt」「白金」など表記のゆれがありますが、意味は同じです。
刻印が見当たらないときによくある理由
刻印が無い、または読めないからといって金属でないとは限りません。よくある理由は次のとおりです。
- 長年身につけて、刻印の部分がすり減っている
- サイズ直しなどの加工で、刻印のあった部分が削られている
- 海外で作られたもので、日本と違う表記(または無刻印)になっている
- 手作り・オーダーメイドの品物で、もともと刻印を入れていない
こうしたものも、査定では実物を見て金属の種類を確認します。刻印が見当たらないものも査定の対象です。
メッキ(GP・GF)は刻印の意味が違う
「GP」(Gold Plated)や「GF」(Gold Filled)という刻印は、金メッキ・金張り加工がされていることを示すもので、K18やK14のように地金そのものが金という意味ではありません。見た目の色が似ていても、査定の考え方が変わります。ご自身での判断が難しい場合は、写真を送っていただければ確認します。
石がついているものはどうなるか
ダイヤモンドなど石がついているものは、地金の刻印に加えて石の有無も査定に関わります。石の価値まで含めた金額は、実物を確認したうえでのご案内になります。